2024年の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:5685
ナイス数:78
知能侵蝕 1 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)
読了日:12月19日 著者:林 譲治
青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:12月10日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月28日 著者:鴨志田 一
膚の下 (下)の感想
(★★★★★)
読了日:11月07日 著者:神林 長平
膚の下 上 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-35)の感想
(★★★★★)
読了日:10月13日 著者:神林 長平
何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak? (講談社タイガ モ-A 18)の感想
(★★★☆☆)
読了日:09月26日 著者:森 博嗣
星系出雲の兵站-遠征-5 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:09月19日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站-遠征-4 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)
読了日:09月11日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站-遠征-3 (ハヤカワ文庫 JA ハ 5-9)の感想
(★★★★☆)
読了日:09月03日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站-遠征-2 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)
読了日:08月22日 著者:林 譲治
ソードアート・オンライン28 ユナイタル・リングVII (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月17日 著者:川原 礫
誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:08月02日 著者:駄犬
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下の感想
(★★★★★)
読了日:07月30日 著者:アンディ・ウィアー
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上の感想
(★★★★☆)
読了日:07月19日 著者:アンディ・ウィアー
三体II 黒暗森林 下の感想
(★★★★★)
読了日:07月10日 著者:劉 慈欣
三体Ⅱ 黒暗森林 上の感想
(★★★★☆)
読了日:06月26日 著者:劉 慈欣
メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術の感想
(★★★☆☆)
読了日:06月08日 著者:わび
読書メーター
2021年に読んだ小説
2021年の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3827
ナイス数:49
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングV (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:12月16日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン25 ユナイタル・リングIV (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月14日 著者:川原 礫
君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)
読了日:10月14日 著者:森 博嗣
ガイア・ギア〈5〉 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:09月12日 著者:富野 由悠季
ガイア・ギア〈4〉 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月25日 著者:富野 由悠季
ガイア・ギア〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月15日 著者:富野 由悠季
ガイア・ギア〈2〉 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月01日 著者:富野 由悠季
ガイア・ギア〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:07月14日 著者:富野 由悠季
錬金術師の消失 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:02月11日 著者:紺野 天龍
錬金術師の密室 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:02月04日 著者:紺野 天龍
銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者 (創元SF文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:01月23日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈10〉落日篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:01月02日 著者:田中 芳樹
読書メーター
2020年に読んだ小説(一部,非小説)
2020年の読書メーター
読んだ本の数:32
読んだページ数:10832
ナイス数:286
銀河英雄伝説〈9〉回天篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月30日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈8〉乱離篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月28日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月24日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月21日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈5〉風雲篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月18日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月14日 著者:田中 芳樹
青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月11日 著者:鴨志田 一
銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月09日 著者:田中 芳樹
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月04日 著者:米澤 穂信
折れた竜骨 上 (創元推理文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:12月02日 著者:米澤 穂信
銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:11月29日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:11月25日 著者:田中 芳樹
自分の薬をつくるの感想
(★★★☆☆)
読了日:11月19日 著者:坂口 恭平
わかりやすさの罪の感想
(★★★★☆)
読了日:11月16日 著者:武田 砂鉄
ファシズムの教室:なぜ集団は暴走するのかの感想
(★★★★★)
読了日:10月18日 著者:田野 大輔
現代経済学の直観的方法の感想
(★★★☆☆)
読了日:10月01日 著者:長沼 伸一郎
リモートワークの達人 (ハヤカワ文庫NF)の感想
(★★☆☆☆)
読了日:09月15日 著者:ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
星系出雲の兵站-遠征-1 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:09月05日 著者:林 譲治
ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)完全没入型VRMMO街づくりサバイバルゲーム(語弊)に強制コンバートさせられてしまったゲーム中毒者たちwの話第3弾。リアルワールドとユナイタル・リングとアンダーワールドの3つ世界をハシゴするキリトくん、というか著者の川原さん節操ないな(笑) リアルワールドはともかく、アンダーワールドで始まりかけた小事件よりは、ユナリンどーするの?という方が気になるので、一極集中でこなしていただきたい! まあ、アンダーワールドの小事件はユナリンと絡んでるんだろうけど。それにしても多世界を股にかけすぎでは!
読了日:08月23日 著者:川原 礫
天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)10巻17冊、10年の歳月を経てついに完結。体の構成物質も考え方も何もかも違う無数の異星人同士が、冥王斑という共通の宇宙的脅威に対処しようとする。前巻の時点で、本当にこの1冊で終わるのか?と思ったが、数的にもエネルギー的にもエロ的にも?超巨大マグニチュードな展開で、文字通り大爆発のクライマックスだった。一読しただけでは、この話は前の何と関係してるんだっけ?となったりするので、初めから読み直したくなる。しかし、あまりに長大なのでそのエネルギーが…。何にせよ、1巻からここまで実に壮絶な旅だった。
読了日:08月09日 著者:小川 一水
天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)長く積ん読すぎた割には直前の状況もちゃんと頭に残っていて,物語の壮大さが(読み出す前から)確認できた(笑) MMSの内部と外部で大変なことになっている。物語の根幹である総称としての「冥王斑」,わからなくはないのだけど,どうもしっくりこないというか,どうにも引っかかってしまうのというのが正直なところ。しかし,地球人類や異星人のバリエーションも,技術レベル,精神レベル,何もかもの振り幅がとんでもない。よくこれ全部一か所に集めたよね。これ最後はどうまとまるんだろうか。ということで,最終巻へ。
読了日:07月27日 著者:小川 一水
幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)WWシリーズ第4弾。人がほとんど死ななくなり、子供も生まれなくなった世界。そんな世界でも幽霊の概念がまだ残っている。主人公のグアトとロジは、幽霊が出ると噂される城跡へ向かい、不思議な事件に巻き込まれる。ヴァーチャルとリアルの垣根が希薄になった世界で、幽霊とは何なのか、人はなぜ幽霊を創出するのかといった(グアトの)思考をたどるのは面白い。意識を電子の世界にアップロードすると人はどうなるのか、生身の体を持たない人工知性にとって幽霊とは何か、人とは何か。あと今回のポイントは「目を見張る光景」(笑)
読了日:07月19日 著者:森 博嗣
お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。 (ポプラ新書)の感想
(★★★☆☆)薄い堀江貴文氏の新書。30分で読める。重要なのは「情報収集」と「発信」,そして「信用」を得ることだ,というシンプルな主張を繰り返し述べている。そして,考え・調べ・試せ,と。見切り発車でいいからとにかく発信しろ/発信したらすぐ行動しろ/自分の独創的なアイデアなんて既に誰かがやっている/真に革新的なアイデアは既存の情報の組み合わせでしかない,などおっしゃる通りですとしかいいようがない。多くの人は「実行する」がなぜかできないので(自分もそうだが),実行あるのみ。あと,歯を磨いて健康診断に行けって。
読了日:07月10日 著者:堀江貴文
アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツールの感想
(★★★★★)すごく面白くて,役に立つ! 「部屋探しで今見ている物件を契約すべきか」など身近な悩ましい問題に対して,アルゴリズム(数学的に導かれた最適な手順)が如何に力を発揮するかがよくわかる。部屋探しの問題は,部屋探しにかける時間のうち,最初の37%は見るだけに徹し,その後は今まで見た中で最もよい部屋に出会ったら即契約するのが最適だという。スケジュール管理の問題や、服や資料整理の問題など,日常の“あるある問題”を解決するアルゴリズムがたくさん。数学的な教養も深まりとてもためになる。読んで損はない一冊。
読了日:07月09日 著者:ブライアン クリスチャン,トム グリフィス
ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))の感想
(★★★✩✩)クトゥルフをはじめとした「宇宙的恐怖」の物語を生み出したラヴクラフトの全集その1。4編が収録されていて『インスマウスの影』と『闇に囁くもの』では特に、奇怪で脅威的な存在について、その恐怖について、詳細に語られていておもしろい。回りくどくて読みやすい文章とはいえないが、それがまた、えもいわれぬどんよりとした陰湿な雰囲気を生み出していて、ラヴクラフトの世界観・宇宙的恐怖が伝わってくる。イア! イア! クトゥルフ・フタグン!
読了日:07月05日 著者:H・P・ラヴクラフト
星系出雲の兵站4 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)第1部最終巻。ガイナスが人類の行動を学んで自身の行動を徐々に変化させる。すると、それに伴って人類側も徐々にガイナスの行動原理やその真相を理解できるようになる。その構図が面白い。ガイナスを追い込む最後のひと押しと、ガイナスの反応に何だかちょっと笑ってしまう(笑) 宇宙生命の普遍的な性質が明らかに?? さて、次は人類のターンか。兵站部門のさらなる活躍が見られることに期待!
読了日:06月05日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站3 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)女性たちが暗躍する巻。優秀にもほどがある(笑) そして,終盤のとんでもない砲撃戦! なんちゅうむちゃくちゃな! そんな中の,シャロンとマイアの掛け合いがなごむ。ラストには,またもガイナスのびっくりな行動で,次巻へ伸ばす手が止められない。Rey.Horiさんのカッコイイ表紙も,読後に眺めなおすとさらに激アツなのである。
読了日:05月25日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)策謀と愚行の巻。読んでる方としては終始、ヤバいよヤバいよ、とつぶやきながらひたすらページをめくり続けることになる。
読了日:05月22日 著者:林 譲治
星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)播種船によって五つの星系に植民した人類が,異星人の手によると思われる衛星を発見する。異星人の目的は何なのか? 技術レベルは? 意思疎通は可能か? まったくと言っていいほど情報がないところから,少しずつ状況を把握して戦略を練っていく様が(地味に聞こえるが)めちゃくちゃ面白い。謎めいた異星人の行動の不気味さも,互いに極力情報を与えない緊張感にも思わず引き込まれる。兵站を主題としつつも,宇宙空間での戦闘の描写も最高に迫力がある。そして,衝撃のラスト。すぐさま次巻へ。これアニメ化も間近なんでは?
読了日:05月14日 著者:林 譲治
三体の感想
(★★★★☆)中国で2000万部超えは伊達ではない引き込まれぶり。主人公?の汪淼が登場してからは,何これどうなってんの?オカルトなの?って感じで謎めいていき,このミステリーは巻末大森さん解説にあるように確かにリング彷彿とさせる。リアリティとぶっ飛び具合が混在するというか,まじめとアホなジョークが混在してるというか,シリアスなんだかおふざけなんだかわからない(笑) とにかく全部ぶっこんできたなという感じがすごい。実は3部作の1作目ということで,日本語版その2が待ち遠しい,というかまもなく出るじゃん。
読了日:05月02日 著者:劉 慈欣
キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)WWシリーズ3作目。人が死ななくなり、子供が生まれなくなった世界。無菌ドームの中でしか生きられないクーパ博士の失踪の謎をグアトが追う。リアルを主軸とするヒトとバーチャルを主軸とするヒト、そしてはじめからバーチャルな電子知的生命が入り乱れる社会というのは、有り得べき行く末の一つであるね。ヒトとは何か。そんな中、ロボットとむちゃくちゃドンパチはじめるのがなんだかコミカルに思えてしまう(笑) 章のはじめに引用されている『ディアスポラ』は、途中で挫折してるのだけどまた読もうか。あとは、手をつなごう。
読了日:03月15日 著者:森 博嗣
青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)大学生編はじまる。づっきーことスイートバレットの卯月が今回の主人公であり、「空気を読む」が今回のテーマ。これまでの思春期症候群に比べて一見ソフトで地味な印象だが、突きつけられる現実は、当人にとってはなかなかに苦しい症状だろう。ありがちな悩みや苦しみではあるが、思春期症候群というフレーバーで絶妙に味付けされた青春小説であるなあ。嗚呼、アルジャーノン。新キャラ美織の今後の活躍?にも期待。
読了日:02月12日 著者:鴨志田 一
読書メーター
2019年に読んだ小説(一部,非小説)
2019年の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:6837
ナイス数:126
ソードアート・オンライン23 ユナイタル・リングII (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:12月17日 著者:川原 礫
赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE (講談社文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:12月07日 著者:森 博嗣
月の落とし子の感想
(★★★★☆)
読了日:11月29日 著者:穂波 了
京大・鎌田流 一生モノの時間術の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月24日 著者:鎌田 浩毅
ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス)の感想
(★★★★★)
読了日:11月21日 著者:田中 宏暁
やりたいことを全部やる! 時間術 (日経ビジネス人文庫)の感想
(★☆☆☆☆)
読了日:11月14日 著者:臼井 由妃
神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月11日 著者:森 博嗣
ソードアート・オンライン22 キス・アンド・フライ (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)過去の円盤特典の4短編。ラブラブとトラウマと希望とユウキと。フルダイブ技術早く実現しないかなあ。
読了日:10月16日 著者:川原 礫
ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)
読了日:09月17日 著者:柴田 勝家
ロードス島戦記 誓約の宝冠1 (角川スニーカー文庫)の感想
(★★★★☆)おっさんホイホイ。新ロードス島シリーズのスパークの時代から100年後。
読了日:09月11日 著者:水野 良
それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)
読了日:07月07日 著者:森 博嗣
天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART1 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)
読了日:05月30日 著者:小川 一水
ソードアート・オンライン21 ユナイタル・リングI (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)新章突入。生産ゲーム楽しそうだけど、この話また相当長くなるよねぇ。
読了日:05月06日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン20 ムーン・クレイドル (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:05月04日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:05月02日 著者:川原 礫
幼女戦記 (1) Deus lo vultの感想
(★★★☆☆)
読了日:03月18日 著者:カルロ・ゼン
悲観する力 (幻冬舎新書)の感想
(★★★☆☆)
読了日:02月20日 著者:森 博嗣
その悩み、哲学者がすでに答えを出していますの感想
(★★★☆☆)
読了日:02月06日 著者:小林昌平
ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250の感想
(★★★☆☆)
読了日:02月05日 著者:堀 正岳
知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略の感想
(★★★★☆)
読了日:01月25日 著者:堀 正岳
アリスマ王の愛した魔物 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)
読了日:01月07日 著者:小川 一水
読書メーター
2018年に読んだ小説(一部,非小説)
2018年の読書メーター
読んだ本の数:37
読んだページ数:11034
ナイス数:314
【Amazon.co.jp限定】ハロー・ワールド(特典: オリジナルショートストーリー データ配信)の感想
(★★★★★)短編5編連作。ほとんど現在といえる近未来SF。今,現実にある技術が,ちょっとしたきっかけで劇的に世界を変える可能性というものを見せつけられて,とてつもなく興奮する。主人公の猛烈に仕事してる感と,世界を高速で動かしている感がたまらない(笑)。そして,自由を追求することの価値,その困難さについて考えさせられる。
読了日:12月01日 著者:藤井 太洋
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!の感想
(★★★★☆)
読了日:11月20日 著者:山崎元,大橋弘祐
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月17日 著者:佐藤 航陽
φは壊れたね (講談社文庫)の感想
(★★★☆☆)Gシリーズまだ読んでないのよね,と思って,そういえば1冊持っていることを思い出す。しかし読んだ記憶があるような,ないような。で,読み始める。…読んでた。
読了日:11月08日 著者:森 博嗣
おうむの夢と操り人形 (Kindle Single)の感想
(★★★★☆)Kindleだけで(?)読める短編。東京オリンピック後に大量にうち捨てられていたPepper君もとい「パドル」をうまいことよみがえらせた話(笑)。藤井さん真骨頂といえる,現在の延長線上にすごい世界が待っているというわくわく感は,この作品でも健在。SBで実際にこのようにやればいいのでは?? 「共感」はどこから生まれるのか,「心」はどこに存在するのか。シンギュラリティはどこからくるのか──。
読了日:11月08日 著者:藤井 太洋
人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly? (講談社タイガ)の感想
(★★★★☆)Wシリーズ最終巻(第10巻)。ヒトをふたたび生殖可能にする技術が発表される? 国際会議の開催からどう展開するのかと思ったら……。特に終盤はまさかの激烈進行で,ハギリ博士同様,読んでいるこちらも驚いた。ヒトがヒト以外の知性とどう共生していくのか。ヒトの知性とは。ハギリ博士の思考,そしてウグイの──。なんだかじんわりしみこむ最終巻だった。しかし,四季にまつわる一連のお話としては,何も終わった気がしないが,まあ終わりなんかないんだよね,これ(笑)。
読了日:10月30日 著者:森 博嗣
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)アニメもはじまった青ブタシリーズ第9弾。主人公 咲太のターン。まあ,紛う事なき思春期症候群なわけだけど,家族モノで感動するんだけど,ちょっといい話すぎるのよねぇ。咲太もみんなも素直すぎるんだよねぇ。そこがいいといえばいいんだけど,いいんだけど,ちょっと食傷ぎみかなぁ。ラストでこめられる新しい弾に期待。
読了日:10月24日 著者:鴨志田 一
アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★★☆)下巻。えらいことに巻き込まれたジャズは,上巻以上にピンチの連続。まわりの人たちを味方につけて,共同作戦で無茶な計画を敢行する。正直,いろいろとやりすぎ感・ご都合感が否めないが,ジェットコースターのようなスピード展開で一気読み。ハリウッド感アリアリ。
読了日:09月29日 著者:アンディ・ウィアー
アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★☆☆)傑作『火星の人』の著者による,近未来SF第2弾。月面唯一の都市「アルテミス」で運び屋をする女性ジャズが,ヤバい依頼を受けてしまったことで,月の行く末に関わる陰謀に巻き込まれていく。前作と変わらぬ軽妙な文章で読みやすい。上巻は本題に入るための前置きといったところだが,その前置きがやたらと大がかり!(笑) ちょっとくどさを感じるも,ジャズの運命どうなる!?というところで終わり,即,下巻へ手を伸ばすわけである。
読了日:09月26日 著者:アンディ・ウィアー
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法の感想
(★★★☆☆)
読了日:09月23日 著者:北野 唯我
クドリャフカの順番 (角川文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:08月25日 著者:米澤 穂信
ふたりの距離の概算 (角川文庫)の感想
(★★★☆☆)古典部シリーズ第5弾。古典部に仮入部した新入生の大日向が,本入部直前に退部。ホータローがマラソンしながら(!)その謎を解く。電子本棚に積んであったやつを引っ張り出してきて読んだ。意味深な台詞や振る舞いがつづくので,なんだかフラストレーションがたまる(古典部シリーズはみんなそうか?)。あと大日向と千反田がめんどくさくてフラストレーションがたまる(笑)。それにしてもホータローはいいやつ。
読了日:08月18日 著者:米澤 穂信
青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月05日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:08月03日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:08月01日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:07月31日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:07月29日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:07月27日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★★)
読了日:07月26日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)の感想
(★★★★★)まわりの人から姿が見えなくなってしまった麻衣先輩を,後輩咲太は救えるか?「基本読書」で冬木さんが紹介していて,面白そうだったので読み始めたら最高だった…。きゅんきゅんだった…。40に迫ろうかというおっさんが,青春小説読んできゅんきゅんとかキモいことこの上ない自覚はあるが,きゅんきゅんなんだから仕方がない。「思春期症候群」というオカルトちっくな現象の理屈づけに,SFちっくな要素を盛り込んでくるところも嫌いじゃない(好き)。満載なベタ要素を絶妙に組み上げた傑作だった。10月からのアニメも楽しみ。
読了日:07月24日 著者:鴨志田 一
声の網 (角川文庫)の感想
(★★★★☆)1編目を読んで,ここで終わり!? と思ったら短編連作だった。というか,全部セットで長編なのかな。舞台は,電話網とそれに繋がるコンピューターが浸透し,それに頼り切って人々が暮らす社会。そこになんだか異変が…というお話だが,これが1973年に書かれたものだとは! 当時は,インターネット生まれたばかりで,一般人とは無縁のものだったろうに。異変の先で密かに進行するあれやこれや,そして,ブラックなこの結末は,実はリアルの現代でまさに進行中なのでは? 私の大好物な展開だった。
読了日:07月18日 著者:星 新一
灰と幻想のグリムガル level.13 心、ひらけ、新たなる扉 (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)前巻でようやっと楽しい(?)冒険ができたと思ったら,またもや異様な世界へ紛れこんじゃうのね。。うーん,そういうぐにゃぐにゃ世界も嫌いじゃないんだけど,ここは一つ,もやもやが続いている人間関係とか,じっくり時間をかけて成長してきたハルヒロたちの,ちょっとした頼もしさみたいなものを見たいなぁ。いや,ぐにゃぐにゃ世界も嫌いじゃないんだけどね,嫌いじゃ ^^;
読了日:07月04日 著者:十文字青
天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)Wシリーズ9作目。ヒトとほとんど区別がつかないウォーカロンと,ヒトを超えたAIが少しずつ世界に広がりつつある世界。今回のハギリ博士は,ウォーカロンメーカーのイシカワでおきる事件の謎を追いかける。ネットから切り離されて中のようすが窺い知れない現場を,ちょっとずつちょっとずつ探っていく展開はやきもきされられる。シリーズを通して語られる,薄れゆくヒトとウォーカロンとAIの違い。今回も,ハギリ博士の考察は,森作品だなぁと感じさせる。次の最終作でどんな結論が示される/示されないのか。楽しみ。
読了日:07月01日 著者:森 博嗣
ソードアート・オンライン プログレッシブ6 (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)前巻の続きの第6層後半。クソ長げぇw 想定外のイレギュラーイベントと思いきや…,これは。。NPCのAI具合がどんどん人間化しているところとか,システムの 精巧化(?)とか,何が起きてるのか気になるー。茅場さん,カーディナル解説してー。まだたったの6層というのも驚愕だが,強さの表現もインフレし過ぎじゃない? あと,PKerの謎はともかく,アスナの伏線とかあれとかこれとかは回収しないのですか。次巻が出る頃には絶対忘れてるぞ。。
読了日:06月15日 著者:川原 礫
スカイ・クロラ (中公文庫)の感想
(★★★★★)ちょうど10年ぶりの再読。当時、大学院博士課程の心荒んだ学生だった私が、研究そっちのけで読み耽っていたことを思い出す。作品の世界に緩く流れる退廃的な雰囲気と、キルドレたちの虚無感が心地よいのだ。今の自分の状況は10年前とはまったく異なるが、それでも心の奥底に沈殿するもやもやは、当時と何も変わらないのだと思った。心救われる一冊。10年後にまた読もう。
読了日:06月06日 著者:森 博嗣
理科系の読書術 - インプットからアウトプットまでの28のヒント (中公新書)の感想
(★★★☆☆)本を読みたいなと思っているのになかなか読めない人へ、読書の敷居を下げる提言をする第1部と、仕事のために効率よく本から情報を得る方法を説く第2部からなる。日頃(?)感じていることか言語化されていて、それが確認できてよかった。あと、終盤は読書術というか、もはや仕事術。ちなみに私の中では、「読書=小説を読むこと」と定義されているので、小説以外の本を読むのは読書とは言わない(は?)
読了日:05月31日 著者:鎌田 浩毅
きまぐれロボット (角川文庫)の感想
(★★☆☆☆)カップラーメンができる間に1編読める。細切れ時間の活用に最適。表題にあるロボットネタよりは、妙な薬ネタがたくさん。ほう、というオチに出会うのは10編に一つくらいかな(笑)
読了日:05月30日 著者:星 新一
科学はなぜわかりにくいのか - 現代科学の方法論を理解する (知の扉)の感想
(★★★★★)すべての高校生に読ませたい。てか老若男女みんな読め!(笑) 恐竜の絶滅は巨大隕石の衝突が原因であるという学説など,具体的な例を数多くあげ,なぜそれが受け入れられるようになったのか,科学の営みとはどういったものなのかを非常にわかりやすく丁寧に説明している。標題通り,なぜ科学がわかりにくいのか,なぜ世間に誤解が生じるのかがとてもよくわかるし,裏返していえば,なぜ科学が信頼に足るのか,重要なのかがわかるだろう。読み終えた後には,“真の科学リテラシー”が身についているにちがいない。人類必読の書。
読了日:05月30日 著者:吉田 伸夫
グリフォンズ・ガーデン (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★☆)1992年刊行作の改訂復刊版。『プラネタリウムの外側』にも登場するバイオ素子コンピュータとそれが置かれる研究所が怪しすぎて楽しい。主人公のぼくがコンピュータ内に構築する世界と現実世界とが,交互に展開されていく。それぞれの節の前にどちらの世界なのか示されているにもかかわらず,読み進めるほどに仮想と現実が曖昧になっていく。その感覚は,『プラネタリウムの外側』以上。それはそうと,男女カップルの会話が異常なほど高尚で,思わずにやにやして読んでしまった(笑)。
読了日:05月18日 著者:早瀬 耕
裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト(ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)ネットロアをもとにした異世界探索第二弾。米軍引き連れて裏世界を進むとか,あれやこれや,急にベテランになったな。相変わらずピンチ感はすごいものの,怖さはあまりないか。あとがきのネットロアまとめ話が一番怖い(笑)
読了日:04月25日 著者:宮澤 伊織
プラネタリウムの外側 (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)『未必のマクベス』の作者による、5編の短編連作。まず、タイトルが秀逸。これだけで購入決定ですよ。そして、その中身も期待を裏切らない良作だった。仮想と現実、過去と現在、夢と現が混線するその世界観に、酩酊にも似た心地良さ(というと語弊があるか)を感じながら、最後まであっという間に読み切ってしまった。『グリフォンズ・ガーデン』もすぐ読もう。
読了日:04月19日 著者:早瀬 耕
隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働の感想
(★★★☆☆)ベーシックインカムという制度だけでなく,資本主義社会そのものが抱える問題に対する提言といったところか。さまざまな実験や事例を引き合いに出していて,なるほどと思う一方で,これに対する反論も読みたいと思った。こういう話はなかなかデータに基づいた議論がない(できない)ので,もやもやがいつまでも残る。フィンランドのベーシックインカムの実験が終了してしまうそうで残念なのだが,データを十分に吟味してほしいな。ベーシックインカムや短時間労働の社会は理想なものになる期待はあるのだけどね。
読了日:04月17日 著者:ルトガー ブレグマン
ソードアート・オンライン プログレッシブ5 (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)ひさびさのプログレッシブ。イベント攻略はRPG感たっぷりでとてもいい。が,SAOたる悲壮感は皆無に等しく,要するにラブラブSAO w このペースでは一生の間に終わる気がしないが,次もラブラブがんばっていただきたい。
読了日:04月10日 著者:川原 礫
灰と幻想のグリムガル level.12 それはある島と竜を巡る伝説の始まり (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆) もう許してあげてー,という超長い苦痛の旅から少しだけ解放され(?),作者曰くの,明るく楽しいお話(?)。そしてまたぶっ込んでくるラストで,次回はどうなる?
読了日:04月03日 著者:十文字青
集中力はいらない (SB新書)の感想
(★★★★☆)
読了日:03月06日 著者:森 博嗣
血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)Wシリーズ第8弾。話が収束していくようにも見えつつ,過去作とのリンクが明瞭なっていくように見えつつ,全然先が見えませんが。。
読了日:03月04日 著者:森 博嗣
赤いオーロラの街で (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)
読了日:01月21日 著者:伊藤 瑞彦
読書メーター
2017年に読んだ小説(一部,非小説)
2017年の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:9195
ナイス数:169
天冥の標IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと(ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★☆☆)1年以上積んでおいてしまった天冥の標IX PART2をようやく読了。ついに「ひっくり返してやる」準備完了か。終盤感が高まるが,終盤がめちゃ長そう(笑)次巻を待ちわびる。
読了日:12月31日 著者:小川 一水
人間以前 (ディック短篇傑作選)の感想
(★★☆☆☆)フィリップ・K・ディックの短編集。ディックの短編といえば,中学時代に友人から借りたものの中にあった「にせもの」「変種第2号」「植民地」などを読んで衝撃を受けた記憶がある(これには入っていない)。この短編集は,子供と幻想を主題としたものを集めたものだそうだが,どれもディストピアチックで,もやもやして,何をいってんのかわからん感じのディックです(笑)
読了日:12月20日 著者:フィリップ・K・ディック
JKハルは異世界で娼婦になったの感想
(★★★★☆)早川書房から出版されて話題の なろう小説。なろう版を読む。娼婦という題材と男尊女卑の異世界設定のため、エロはともかく、エグいシーンがちょいちょいあって、そこを読むのは少なからず辛い。とはいえ、異世界転生して娼婦、とかぶっ飛んでるし、みんな言ってるように、冒頭1行目から草生えるし、軽妙でウィットに富んだ(?)筆致はすごい。混雑した通勤電車で読むには人目が気になる一冊(笑)
読了日:12月16日 著者:平鳥コウ
ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)
読了日:11月09日 著者:森 博嗣
生命保険は「入るほど損」?!の感想
(★★★★☆)
読了日:11月04日 著者:後田 亨
生命の星の条件を探るの感想
(★★★★☆)
読了日:10月10日 著者:阿部 豊
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:10月05日 著者:早瀬 耕
低迷相場でも負けない資産運用の新セオリーの感想
(★★★★☆)
読了日:09月23日 著者:朝倉智也
〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいことの感想
(★★★★☆)
読了日:09月22日 著者:朝倉 智也
敗者のゲーム〈原著第6版〉の感想
(★★★☆☆)
読了日:09月21日 著者:チャールズ・エリス
全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)の感想
(★★★☆☆)
読了日:09月07日 著者:山崎 元
忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)の感想
(★★★★☆)
読了日:08月21日 著者:カン・チュンド
いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版の感想
(★★★★☆)
読了日:08月19日 著者:安恒 理
灰と幻想のグリムガル level.11 あの時それぞれの道で夢を見た (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:07月31日 著者:十文字青
系外惑星と太陽系 (岩波新書)の感想
(★★★★★)
読了日:07月24日 著者:井田 茂
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)の感想
(★★★★★)
読了日:07月13日 著者:宮澤 伊織
青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? (講談社タイガ)の感想
(★★★★☆)
読了日:07月09日 著者:森 博嗣
ソラリス (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★☆☆)
読了日:06月04日 著者:スタニスワフ・レム
アストロバイオロジー―地球外生命体の可能性の感想
(★★★★★)
読了日:05月31日 著者:山岸 明彦
宇宙人の探し方 地球外知的生命探査の科学とロマン (幻冬舎新書)の感想
(★★★★☆)
読了日:05月08日 著者:鳴沢 真也
灰と幻想のグリムガル level.10 ラブソングは届かない (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★★☆)しつこいゴリラ様のモンスター,グォレラの大群に追われながら,始まりの町オルタナを目指す苦痛の旅。相変わらずの肉体的・精神的ギリギリ状態。そんな中で,見つけた村に住む謎の男。グリムガルの秘密について大きなヒントが得られそう…で得られない。もどかしい。同時に,惚れた腫れたの恋愛関係…も,もどかしい。そして衝撃のラスト。もうね,もうそろそろハルヒロたちを休ませてあげて! 安心させてあげて! 心の休息を! 読んでいるこちらが疲弊する(笑) 次巻が待たれる!
読了日:04月01日 著者:十文字青
科学者18人にお尋ねします。宇宙には誰かいますか?の感想
(★★★☆☆)科学者18人に,地球外生命や知的生命に関する8つの質問に答えてもらう形式。生命とは何か,知的生命はどんな社会をもつかという問いには,かなり共通した認識があることがわかる。ただ,インタビュイーが天文学や地球惑星科学関連の研究者に偏っているので,回答も似た傾向になるのは当然にも思う。もっと純粋な生物学者や文化人類学者,哲学者とかも入れたら,より多様な意見が見られて面白かったのではないか。その意味では,真ん中くらいに挿入されている鼎談で,特に人類学者の内田さんの話がとても面白かった。
読了日:03月14日 著者:
私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? (講談社タイガ)の感想
(★★★★☆)ハギリ博士一行,新たな地「富の谷」を調査。で,事件に巻き込まれる(笑)。限りなく寿命が延び,子供も生まれず,ロボットとヒトとの境や仮想と現実の区別がますます曖昧になる世界で,生命と何か,生きているとはどういうことかを問う。それに対するハギリらの考えは興味深い。そうした問いにウォーカロンの存在は,重要な位置を占めるが,ウォーカロンと『スカイ・クロラ』シリーズに登場するキルドレの類似性を感じた。そしてこの問いのもう一つのカギ的存在であるトランスファのデボラとの会話がよい。
読了日:03月09日 著者:森 博嗣
重力アルケミック (星海社FICTIONS)の感想
(★★★★☆)『横浜駅SF』でお馴染みの(?)湯葉さん2作目。重力の元素?「重素」の採掘が進み,膨張しつづけるようになってしまった地球を舞台にした,重素工学科の湯川君のゆるゆる青春物語。中盤を過ぎるまでゆるゆる進む展開は,何故だかぬるま湯にぼんやりと浸かるようで心地よい。そして,終盤から突然火が付いたように,話はぐんぐんと加速がつく。横浜駅SF同様,突拍子もない世界でありながら,その枠組みの中で“科学”する様はとてもわくわくさせる。何かに夢中になり懸命になる姿はとてもよい。
読了日:02月28日 著者:柞刈 湯葉,焦茶
宇宙倫理学入門の感想
(★★★☆☆)移民や植民のために宇宙へ進出することに意味や価値はあるかを問う。言い回しが独特(この分野の標準?)だったり,くり返しが多いのが気になるが,総じて読みやすく展開されている。コスト,自己改造,AI,人間という概念の拡大といったSFチックなものがいろいろ登場するが,話としてはもっともらしく,説得力がある。宇宙開発は理想や夢を語りたくなりがちだが,(倫理学的な考察とはどういうものかはともかく)生身のヒトが宇宙へ進出することに意味はあるの? を皮肉や批判ではなく,まじめに考えておくことは重要だろう。
読了日:02月16日 著者:稲葉振一郎
ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)の感想
(★★★☆☆)『疾風ガール』に続く,天才的ミュージシャン夏美の物語。まもなくデビューというところに,ひょんなことから夏美とはなにもかも正反対な売れっ子お嬢様シンガーとコラボすることになるのだが,音楽ものの青春小説にも俺tueee系ってあるんだなって思って読んだ。大人たちの世界の理不尽に巻き込まれながらも,まっすぐに突き進む清々しさに,そしてクライマックスのそのシーンにちょっと心を打たれてしまう。というわけで,やっぱり疾風少女のド直球青春小説なのであった。あと,お父さん調子よすぎィ!
読了日:02月09日 著者:誉田 哲也
疾風ガール (光文社文庫)の感想
(★★★☆☆)アマチュアロックバンドで天才的なギターの才能をみせる夏美。彼女を描くド直球な青春小説かと思いきや,途中から急にミステリーに。登場キャラと共についつい真相を追いかけたくなり,すいすいと読み進めてしまう。が,そうして最後まで読み終えてみると,結局のところ紛うことなき「疾風少女のド直球な青春小説」でした。それにしてもこれ,マキが全部もっていっただろ。
読了日:02月04日 著者:誉田 哲也
鳩の撃退法 下の感想
(★★★★☆)上巻読了から1年。ついに読み終わったw 上巻の最後で繋がり始めたと思ったところだが,またしばらくまどろっこしく進む。小説の中の小説という体だったり,時系列が行ったり来たりだったりすることが,まどろっこしさに拍車をかけている。しかし終盤! その畳み込みに思わず声が出る。まどろっこしさはこのためにある。そして,『鳩の撃退法』。撃退法。
読了日:01月22日 著者:佐藤 正午
高い城の男 (1984年) (ハヤカワ文庫―SF)の感想
(★★★☆☆)第二次大戦でナチスと日本が勝利し,アメリカを占領統治しているという歴史改変物。ヒューゴ賞受賞作で評価の高い作品だが,読みやすいかというと正直そうでもない。物語の中で逆にアメリカが勝利していたら,という小説が登場し,虚構の中の虚構は現実といったギミックや,古物の本物と贋作の考察などは面白みがあるものの,人物達の繋がりや全体としてのまとまりが感じられず,結局,何なの? といった印象が拭えない。その点,Amazonのドラマ版は,世界観・心理描写・サスペンス要素などとてもよく作り替えたのだなと思う。
読了日:01月03日 著者:フィリップ・K.ディック
読書メーター
2016年に読んだ小説(一部,非小説)
2016年の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:9841ページ
ナイス数:315ナイス
君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)の感想
(★★★★★)映画『君の名は。』の4人の登場人物を掘り下げた4編オムニバス。映画の中ではほとんど語られない,一人ひとりの裏側が明かされる。映画のあのシーンで,彼女や彼はどんな立場でいたのか,どんな心境でいたのか。どの物語も文章の運びに勢いがあり軽妙で読みやすいながらも,心理や情景がとても深く描かれていて感動した。4編のどれもがそれぞれに光っていたけれど,妹の四葉の「アースバウンド」と,特に父の俊樹の「あなたが結んだもの」は秀逸。本編に比肩する奇跡のストーリーであった。映画を見た人には是非ともおすすめ。
読了日:11月29日 著者:
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★☆☆)本題に入る後半。立ちはだかる障害を乗り越えつつターゲットに向かって突き進む主人公ら。彼らそれぞれが持つわだかまりの噴出。はちゃめちゃな大スペクタクルバトル。そして,ラストに明かされる冒頭からちくちくと刺していた主人公のあれの真実…。と,いかにもなB級ハリウッド映画感が満載であった。
読了日:11月13日 著者:ピータートライアス
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★☆☆)第二次世界大戦で枢軸国側が勝利した後の世界という歴史改変小説。現代版『高い城の男』との売り文句であったが,『高い城の男』は長期にわたって積ん読なので,後ほど読みたい ^^; さて,アメリカナイズされたというかステレオタイプも一層こじらせた感じのディストピア日本が酷い(笑) 徹底的にグロくしておけばSFっぽいってわけじゃねーぞ!と言いたい。世界観が染み渡ったところで下巻へ。
読了日:11月8日 著者:ピータートライアス
デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)の感想
(★★★★☆)Wシリーズ第4弾。フランスで発見された,謎のコンピュータと不思議な一族をめぐるお話。前作に登場した人工知能にひきつづき,新たな存在が現れて,激しい戦いを繰り広げる。人・ウォーカロン・人工知能の境界が,現実と電脳空間の境界が徐々に曖昧になっていく様は,それが未来の必然であると感じさせる。これは設計された未来なのか? またも次作が待ち遠しい。そして,エピローグ。まさか,ウグイが…そんな……!(笑)
読了日:11月1日 著者:森博嗣
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)の感想
(★★★★☆)表題作ほか,短編全8編。表題作の,フェルマーの原理をもとにした時間を超越した構成には息が漏れた。変分原理をかじっていないとその面白みがあまり伝わらないのでは?とも思ったけれど。どの作品も,特徴的な世界観で,頭を使ってじっくりと楽しむちょっと骨太なもの。読後にあれこれと考えたり,戻って読み直したりしながら,じわじわと面白みが増してくるスルメのような物語たちのようだ。あと,『理解』はラノベ(笑)
読了日:10月25日 著者:テッド・チャン
銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so (集英社スーパーダッシュ文庫)の感想
(★★★★★)前巻の盛り上がりに,タズサの進撃を否応もなく期待しているところへ,まさかの展開。しかし,長い長い地下トンネルを抜けた先の最高峰のカタルシス。熱い! シリーズ全般に言えることだが,特に試合の描写では,絶望から歓喜,失策から神技までをよくもこれほど多彩に表現できるものだと感服する。友人にこの最終巻をおすすめされてから3年がかりで少しずつ読み進めてきたが,その甲斐あって余りある物語であった。最後を迎えて少し寂しい。で,1巻の幽霊は何だったんだ(笑)
読了日:10月5日 著者:海原零
銀盤カレイドスコープ〈vol.8〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)の感想
(★★★☆☆)親愛なる天上の人への挑戦と決別。ドラゴンボール的な過酷な修行から始まり,あの高飛車の極みであるタズサの動揺,絶望,そして歓喜と,最終決戦への盛り上がりもひとしお。リアよ,これはもしかして最強のツンデレなのか? クライマックスの最終9巻に期待。
読了日:9月27日 著者:海原零
夢みる葦笛の感想
(★★★★★)表紙イラストが幻想的で目を引く上田早夕里SF短編10編。1編1編が短くて読みやすいながらも,その内容は濃密。情景が鮮明に目に浮かび,その上田ワールドに一気に引き込まれた。異形の怪物や人工知能,超常の何か……など,ヒトならざるものを通して描かれるヒトの内面。必ずしも爽快な終わりとはならない寂寥感が漂う物語たちが心にしみる。ふだんSFを読まないという人にもおすすめ。
読了日:9月26日 著者:上田早夕里
灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ (オーバーラップ文庫)の感想
(★★☆☆☆)なんかパーティーのみんなそれぞれが,メンバーそれぞれのことをうじうじ考えているというお話(笑) まあこれまでの展開からしても,この遅々とした展開はグリムガルらしさではあるのだけど,けど…ね。そんな散り散りのバーティは再集合できるのか! そしてなによりメリイさん…!
読了日:9月18日 著者:十文字青
風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)Wシリーズ3作目。事件後の再調査で一連のできごとの謎に迫っていく。前2作にくらべてペースを落とし,じっくりと展開していく感がある。古い時代の人物とのつながりが少しずつ見えてくるが,なかなか焦らされる。そして,そんな終わり方あり!? 続きを早よ!
読了日:8月15日 著者:森博嗣
ソードアート・オンライン (18) アリシゼーション・ラスティング (電撃文庫)の感想
(★★★☆☆)SAO完結! 果てしなく続いてきたアリシゼーション編がついに終わる(笑) 超絶スーパー俺TUEEEE同士の文字通り次元を超えた最終決戦は圧倒的。囚われのデスゲームからスタートした物語がとてつもなく壮大な世界までやってきたものだけど,やっぱりアインクラット編のあの緊迫感と悲壮感に心をつかまれた者としては,そこから遠く離れてしまったのは少し残念ではある。読後に見た裏表紙(カバー)のイラストがうぷぷ。
読了日:8月13日 著者:川原礫
武士道ジェネレーションの感想
(★★★★☆)武士道シリーズ完結編(?)。このシリーズの妙である個々人やそのつながりから生まれる人の成長,人の内面を深掘りしていく展開に今作も引き込まれた。歴史解釈問題という,これまでにない題材も登場し,過去シリーズの流れからはみ出たところに少々引っかかりを覚えたものの,道場閉鎖にからむある秘密を通して描かれる香織の成長や,香織と早苗の掛け合い,その深い信頼関係に思わず涙。「武士道と云うは、死ぬ事と見付けたり」。
読了日:8月10日 著者:誉田哲也
魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)の感想
(★★★☆☆)Wシリーズ2作目。人類の存続に関わる秘密の鍵を握る,ある民族を巡るミステリィ。停滞した色の薄さを感じさせる世界観に似合わない,激しい展開に驚きながら読む。キーワードは前作から続く「魔法の色」。しかし,森さんらしくあれこれ詳しく説明されたりはしないので,さらっと読んでるとなんのこっちゃになってしまう。このシリーズ,もう少しじっくり読んだ方が楽しめそうだ。
読了日:8月7日 著者:森博嗣
風よ。龍に届いているか (幻想迷宮ノベル)の感想
(★★★★★)Kindle復刻版。『隣り合わせの灰と青春』『不死王』につづく,ベニー松山ウィザードリィ小説第3弾。頭からおしりまで緊張感に満ちた展開は,まさにウィザードリィ(まあ,ウィザードリィ実はそんなにやってないんだけどね)。ウィザードリィを知らずとも,この圧倒的な緊迫感と純ファンタジー感には,没頭せざるを得ない。過去2作品とも絶妙に連動してすべてが収束する過程にも惚れ惚れする。そして,ニンジャ最強。サムライ最強。
読了日:7月25日 著者:ベニー松山
幻獣調査員 (ファミ通文庫)の感想
(★★★☆☆)カクヨムで読む。短編連作。ほんわかした雰囲気と少しばかりダークな雰囲気が微妙に混在する感じがよい。こういうファンタジーは,ときどき摂取したくなる。
読了日:7月8日 著者:綾里けいし
彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)の感想
(★★★★☆)百年シリーズのさらに先,ある種停滞した未来の話。我々にとっての日常が日常じゃない風を,逆に我々にとっての非日常が日常である風を,あちこちでさらっと書かれているのがとてもよい。百年シリーズからウォーカロンという存在が好み。
読了日:7月2日 著者:森博嗣
銀盤カレイドスコープ〈vol.7〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)の感想
(★★★☆☆)タズサ,だいぶしおらしくなっちゃった感ある。そして百合…なのか……? とはいえ,やっぱり世界の先頭集団を走る者の矜持溢れるタズサである。
読了日:6月10日 著者:海原零
不死王 (幻想迷宮ノベル)の感想
(★★★★★)
読了日:5月11日 著者:ベニー松山
隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)の感想
(★★★★★)
読了日:5月4日 著者:ベニー松山
ソードアート・オンライン (17) アリシゼーション・アウェイクニング (電撃文庫)の感想
(★★☆☆☆)
読了日:4月10日 著者:川原礫
灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:3月27日 著者:十文字青
ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)の感想
(★★★☆☆)カクヨムで読む。怒濤の鬱展開。すべてはぷりるんへ。
読了日:3月22日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★★☆)異世界からの異世界,そして異世界……。巻が進むたびに振り出しに戻されているようにも思えるが,だからこその緊張感がよい。そして,凡人主人公ハルヒロの,凡人ゆえの慎重に慎重を期する考え,自己を戒める姿勢がよい。1ミリずつのじっくりした展開から生まれるリアリティがある(異世界だが!)。暗いよ! 陰気だよ! と感じる向きもあると思うが,違うんだ,この抑圧があるからこそ,ふとした瞬間の喜びにぐっとくるんだ。終盤,決意の後の進行はとめどない。そしてこのラスト。これは希望を紡ぐ物語だ。
読了日:3月8日 著者:十文字青
作家の収支 (幻冬舎新書)の感想
(★★★☆☆)淡々とというかズバズバとありのままを述べる安定の森節。印税その他、収入と支出の話はまあそうだろうね、という感じで、一例としてとてもおもしろい。それはともかく、終盤の出版のみならず、ものの売れ方についての未来というか現状もズバリ。すべてがマイナ化する。関係ないけど、私も早く一日の労働時間を1時間にできるように努力したい。
読了日:2月19日 著者:森博嗣
灰と幻想のグリムガル level.6 とるにたらない栄光に向かって (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:2月14日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:1月28日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:1月22日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)
読了日:1月17日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★★☆)
読了日:1月16日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)の感想
(★★★☆☆)アニメ初回がいい感じだったので,早速原作を読み始めた。過去の記憶がない少年少女たち。唐突に放り出されたファンタジー世界で生きのびるため,戦いの日々が始まる。ところどころ会話が状況に合わないように思えたり,文章の荒削りな印象を受けるところもあり,もう少しだけ雰囲気を引き締めてもよいように思えた(アニメ版がそういう感じ?)。が,凡人主人公のギリギリで命がけの日々は,切迫感がしみ出ていて引き込まれる。そしてまさかの展開…。彼らが苦悩しながら少しずつ進んでいく様は,現代の日常を煮詰めたものといえる。
読了日:1月13日 著者:十文字青
ぼくらの仮説が世界をつくるの感想
(★★★☆☆)コルクの編集者 佐渡島さんの仕事論。ウケるコンテンツのキーワードは「共感(親近感)」「自分事」「参加型」といったところか。この間読んだ三木さんの『面白ければ何でもあり』もそうだけれど,行き着くところは皆同じ。そして人を楽しませられる人は,みんな仕事を楽しんでいる。 ですよね。
読了日:1月7日 著者:佐渡島庸平
鳩の撃退法 上の感想
(★★★☆☆)中盤,話の展開も,登場人物たちの会話もどうにも回りくどくて,なかなか読み進まなかった。……が! この巻最後の30章で急に,これまでの話がつながりはじめた! 下巻に行く前に,思わず最初からざっくり再確認。ここから下巻で,積み上げられた謎と伏線回収に期待が募ります。
読了日:1月2日 著者:佐藤正午
読書メーター