2020年に読んだ小説(一部,非小説)

2020年の読書メーター
読んだ本の数:32
読んだページ数:10832
ナイス数:286

銀河英雄伝説〈9〉回天篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈9〉回天篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月30日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈8〉乱離篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈8〉乱離篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月28日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月24日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈6〉飛翔篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月21日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈5〉風雲篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈5〉風雲篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月18日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月14日 著者:田中 芳樹
青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない (電撃文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月11日 著者:鴨志田 一
銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月09日 著者:田中 芳樹
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)折れた竜骨 下 (創元推理文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月04日 著者:米澤 穂信
折れた竜骨 上 (創元推理文庫)折れた竜骨 上 (創元推理文庫)感想
(★★★★★)
読了日:12月02日 著者:米澤 穂信
銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:11月29日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)感想
(★★★★★)
読了日:11月25日 著者:田中 芳樹
自分の薬をつくる自分の薬をつくる感想
(★★★☆☆)
読了日:11月19日 著者:坂口 恭平
わかりやすさの罪わかりやすさの罪感想
(★★★★☆)
読了日:11月16日 著者:武田 砂鉄
ファシズムの教室:なぜ集団は暴走するのかファシズムの教室:なぜ集団は暴走するのか感想
(★★★★★)
読了日:10月18日 著者:田野 大輔
現代経済学の直観的方法現代経済学の直観的方法感想
(★★★☆☆)
読了日:10月01日 著者:長沼 伸一郎
リモートワークの達人 (ハヤカワ文庫NF)リモートワークの達人 (ハヤカワ文庫NF)感想
(★★☆☆☆)
読了日:09月15日 著者:ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
星系出雲の兵站-遠征-1 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站-遠征-1 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)
読了日:09月05日 著者:林 譲治


ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫)ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)完全没入型VRMMO街づくりサバイバルゲーム(語弊)に強制コンバートさせられてしまったゲーム中毒者たちwの話第3弾。リアルワールドとユナイタル・リングとアンダーワールドの3つ世界をハシゴするキリトくん、というか著者の川原さん節操ないな(笑) リアルワールドはともかく、アンダーワールドで始まりかけた小事件よりは、ユナリンどーするの?という方が気になるので、一極集中でこなしていただきたい! まあ、アンダーワールドの小事件はユナリンと絡んでるんだろうけど。それにしても多世界を股にかけすぎでは!
読了日:08月23日 著者:川原 礫


天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)10巻17冊、10年の歳月を経てついに完結。体の構成物質も考え方も何もかも違う無数の異星人同士が、冥王斑という共通の宇宙的脅威に対処しようとする。前巻の時点で、本当にこの1冊で終わるのか?と思ったが、数的にもエネルギー的にもエロ的にも?超巨大マグニチュードな展開で、文字通り大爆発のクライマックスだった。一読しただけでは、この話は前の何と関係してるんだっけ?となったりするので、初めから読み直したくなる。しかし、あまりに長大なのでそのエネルギーが…。何にせよ、1巻からここまで実に壮絶な旅だった。
読了日:08月09日 著者:小川 一水


天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)長く積ん読すぎた割には直前の状況もちゃんと頭に残っていて,物語の壮大さが(読み出す前から)確認できた(笑) MMSの内部と外部で大変なことになっている。物語の根幹である総称としての「冥王斑」,わからなくはないのだけど,どうもしっくりこないというか,どうにも引っかかってしまうのというのが正直なところ。しかし,地球人類や異星人のバリエーションも,技術レベル,精神レベル,何もかもの振り幅がとんでもない。よくこれ全部一か所に集めたよね。これ最後はどうまとまるんだろうか。ということで,最終巻へ。
読了日:07月27日 著者:小川 一水


幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? (講談社タイガ)幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? (講談社タイガ)感想
(★★★☆☆)WWシリーズ第4弾。人がほとんど死ななくなり、子供も生まれなくなった世界。そんな世界でも幽霊の概念がまだ残っている。主人公のグアトとロジは、幽霊が出ると噂される城跡へ向かい、不思議な事件に巻き込まれる。ヴァーチャルとリアルの垣根が希薄になった世界で、幽霊とは何なのか、人はなぜ幽霊を創出するのかといった(グアトの)思考をたどるのは面白い。意識を電子の世界にアップロードすると人はどうなるのか、生身の体を持たない人工知性にとって幽霊とは何か、人とは何か。あと今回のポイントは「目を見張る光景」(笑)
読了日:07月19日 著者:森 博嗣


お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。 (ポプラ新書)お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。 (ポプラ新書)感想
(★★★☆☆)薄い堀江貴文氏の新書。30分で読める。重要なのは「情報収集」と「発信」,そして「信用」を得ることだ,というシンプルな主張を繰り返し述べている。そして,考え・調べ・試せ,と。見切り発車でいいからとにかく発信しろ/発信したらすぐ行動しろ/自分の独創的なアイデアなんて既に誰かがやっている/真に革新的なアイデアは既存の情報の組み合わせでしかない,などおっしゃる通りですとしかいいようがない。多くの人は「実行する」がなぜかできないので(自分もそうだが),実行あるのみ。あと,歯を磨いて健康診断に行けって。
読了日:07月10日 著者:堀江貴文


アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツールアルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール感想
(★★★★★)すごく面白くて,役に立つ! 「部屋探しで今見ている物件を契約すべきか」など身近な悩ましい問題に対して,アルゴリズム(数学的に導かれた最適な手順)が如何に力を発揮するかがよくわかる。部屋探しの問題は,部屋探しにかける時間のうち,最初の37%は見るだけに徹し,その後は今まで見た中で最もよい部屋に出会ったら即契約するのが最適だという。スケジュール管理の問題や、服や資料整理の問題など,日常の“あるある問題”を解決するアルゴリズムがたくさん。数学的な教養も深まりとてもためになる。読んで損はない一冊。
読了日:07月09日 著者:ブライアン クリスチャン,トム グリフィス


ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))感想
(★★★✩✩)クトゥルフをはじめとした「宇宙的恐怖」の物語を生み出したラヴクラフトの全集その1。4編が収録されていて『インスマウスの影』と『闇に囁くもの』では特に、奇怪で脅威的な存在について、その恐怖について、詳細に語られていておもしろい。回りくどくて読みやすい文章とはいえないが、それがまた、えもいわれぬどんよりとした陰湿な雰囲気を生み出していて、ラヴクラフトの世界観・宇宙的恐怖が伝わってくる。イア! イア! クトゥルフ・フタグン!
読了日:07月05日 著者:H・P・ラヴクラフト


星系出雲の兵站4 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站4 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)第1部最終巻。ガイナスが人類の行動を学んで自身の行動を徐々に変化させる。すると、それに伴って人類側も徐々にガイナスの行動原理やその真相を理解できるようになる。その構図が面白い。ガイナスを追い込む最後のひと押しと、ガイナスの反応に何だかちょっと笑ってしまう(笑) 宇宙生命の普遍的な性質が明らかに?? さて、次は人類のターンか。兵站部門のさらなる活躍が見られることに期待!
読了日:06月05日 著者:林 譲治


星系出雲の兵站3 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站3 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)女性たちが暗躍する巻。優秀にもほどがある(笑) そして,終盤のとんでもない砲撃戦! なんちゅうむちゃくちゃな! そんな中の,シャロンとマイアの掛け合いがなごむ。ラストには,またもガイナスのびっくりな行動で,次巻へ伸ばす手が止められない。Rey.Horiさんのカッコイイ表紙も,読後に眺めなおすとさらに激アツなのである。
読了日:05月25日 著者:林 譲治


星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)策謀と愚行の巻。読んでる方としては終始、ヤバいよヤバいよ、とつぶやきながらひたすらページをめくり続けることになる。
読了日:05月22日 著者:林 譲治


星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)播種船によって五つの星系に植民した人類が,異星人の手によると思われる衛星を発見する。異星人の目的は何なのか? 技術レベルは? 意思疎通は可能か? まったくと言っていいほど情報がないところから,少しずつ状況を把握して戦略を練っていく様が(地味に聞こえるが)めちゃくちゃ面白い。謎めいた異星人の行動の不気味さも,互いに極力情報を与えない緊張感にも思わず引き込まれる。兵站を主題としつつも,宇宙空間での戦闘の描写も最高に迫力がある。そして,衝撃のラスト。すぐさま次巻へ。これアニメ化も間近なんでは? 
読了日:05月14日 著者:林 譲治


三体三体感想
(★★★★☆)中国で2000万部超えは伊達ではない引き込まれぶり。主人公?の汪淼が登場してからは,何これどうなってんの?オカルトなの?って感じで謎めいていき,このミステリーは巻末大森さん解説にあるように確かにリング彷彿とさせる。リアリティとぶっ飛び具合が混在するというか,まじめとアホなジョークが混在してるというか,シリアスなんだかおふざけなんだかわからない(笑) とにかく全部ぶっこんできたなという感じがすごい。実は3部作の1作目ということで,日本語版その2が待ち遠しい,というかまもなく出るじゃん。
読了日:05月02日 著者:劉 慈欣


キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)感想
(★★★☆☆)WWシリーズ3作目。人が死ななくなり、子供が生まれなくなった世界。無菌ドームの中でしか生きられないクーパ博士の失踪の謎をグアトが追う。リアルを主軸とするヒトとバーチャルを主軸とするヒト、そしてはじめからバーチャルな電子知的生命が入り乱れる社会というのは、有り得べき行く末の一つであるね。ヒトとは何か。そんな中、ロボットとむちゃくちゃドンパチはじめるのがなんだかコミカルに思えてしまう(笑) 章のはじめに引用されている『ディアスポラ』は、途中で挫折してるのだけどまた読もうか。あとは、手をつなごう。
読了日:03月15日 著者:森 博嗣


青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)大学生編はじまる。づっきーことスイートバレットの卯月が今回の主人公であり、「空気を読む」が今回のテーマ。これまでの思春期症候群に比べて一見ソフトで地味な印象だが、突きつけられる現実は、当人にとってはなかなかに苦しい症状だろう。ありがちな悩みや苦しみではあるが、思春期症候群というフレーバーで絶妙に味付けされた青春小説であるなあ。嗚呼、アルジャーノン。新キャラ美織の今後の活躍?にも期待。
読了日:02月12日 著者:鴨志田 一

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