宇宙までの距離

というと語弊があるが。
国際宇宙ステーション(International Space StationISS))というものがあるというのは日本人のほとんどが知っていると思う。しかし、じゃあそれが一体宇宙のどこにあるのか?はい、わかる人ー。



ISSは高度約400kmを約90分で地球一周する速度で飛んでいる。浮いているというより飛んでいるという感じ(飛行機が飛ぶのとは違うが)。つまり高度400kmは宇宙だということになるわけだが、ではこの距離はどれほどのものなのか。
バレーボール(直径約20cm)を地球(直径約12800km)に見立てると、ISSはバレーボールの表面から約0.6cmのところにあることになる。6mmよ、6mm。そこが宇宙だと。
因みに、飛行機は高度約10kmのところを飛んでいるが、これはバレーボール表面から約0.15mmくらいのところ。ほとんど表面と区別できない。
まあ、重力に打ち勝って物を打ち上げる見地からいくと垂直方向の隔たりというのは水平方向に比べ非常に大きいのだが。
定常的に人間を宇宙へ送っているこの時代。宇宙までの距離感くらい皆が持っていても悪くはないのでは?