『無限のリヴァイアス(全26話)』 (★★★★☆)

超時空要塞マクロス』をちょっとだけ髣髴とさせる物語。
数々のカタカナ用語が一体何を意味するのかあまりちゃんとした説明もなくガンガン使われるので、特に序盤は話の流れについていくのが難しい。同じものを複数の呼び方で表現したりするので余計にややこしい。
舞台となる世界設定や用語の使い方がかなりむちゃくちゃだったり*1、いらつく言動をする登場人物が多いので中盤に至るまではそういったことを許せる寛大な心が必要になるかもしれない。
見所は言わずもがな危機的状態の中での人々の心理、人間関係であるが、今一歩洗練されていない感があるのは気のせいか。散々批判しまくっておいてなんなのだが何故だか最後まで見てしまう。それどころか2週目も楽しんでしまう自分がいるw 名台詞と呼びたくなる台詞が満載。そして、オープニングテーマは結構気に入っている。

今、自分にできることを。

結果の出ない努力なんか、紙くず同然だ!

*1:「ゲドゥルト」「ヴァン・アレン帯強化装置」「」…。「ニュートリノバースト」や「ニュートリノピンガー」って。そんなすかすかなものでどうしてTV放送ができなくなるのか?どうやって敵を検知するのか?いやいや、何か我々の思いもよらぬ方法があるのかもしれない。むちゃくちゃを否定するわけではない。ただ、むちゃくちゃにはむちゃくちゃなりの説得力を必要とするだけだ。