『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン 著 (★★★☆☆)

科学の進歩は、疑いなく人類の幸福である、という全力の主張がすばらしい。
中盤までの落としっぷりが恐ろしいが、最後の1/4くらいでこの作品全体の良さが決まっている気がする。
現在でもまったく色あせていないと思うが、書かれた当時に読んだ人はとてつもない衝撃だったろうと想像する。