2014年に読んだ小説

2014年の読書メーター
読んだ本の数:39冊
読んだページ数:14300ページ
ナイス数:359ナイス

屍者の帝国 (河出文庫)屍者の帝国 (河出文庫)感想
(★★★★★)舞台は,死者を甦らせて使役する技術が普及した19世紀末。脳内イメージはロバート・デ・ニーロ主演の映画『フランケンシュタイン』そのまま。灰色で茶色の視界が広がり,その禁忌的な世界にすぐさま引き込まれる。そして人の意識の根源を問う古くて新しい視点に釘付けに。歴史改変具合が絶妙で,そこにつながるのか! と惚れ惚れ。何より驚愕の結末に戦いた。多くを円城塔氏が書き継いだとはいえ,夭折した伊藤計劃氏の『虐殺器官』『ハーモニー』に通じる“何か”をその文章から感じずにはいられなかった。文庫版あとがきも必見。
読了日:12月31日 著者:伊藤計劃,円城塔

天冥の標VIII  ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標VIII ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)絶望的な状況にようやく一筋の光が差しかける? PART1に引き続き,じわじわと世界の秘密が明かされる展開は,今後の大ジャンプに向けてじっくりと力をためている感じ。焦らすね。長きにわたって蓄積してきたあれやこれやが解き放たれるのをはやく見たい。しかし,最後のアレはどういうこと!?
読了日:12月30日 著者:小川一水

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (1) ―スクワッド・ジャム― (電撃文庫)ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (1) ―スクワッド・ジャム― (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)SAOのGGOのスピンオフ。フルダイブ型のバーチャルリアリティガンシューティングゲーム内でのバトルロイヤル。その潜伏・撃ち合いの緊張感が伝わるのはよい。が,後半のキーイベントの理屈が唐突すぎ,かつわけわかめで受け入れがたいために,なんだかすっきりしない物語となってしまった。あと,小説の地の文が敬体なのは,私には至極読みにくいということがわかった。
読了日:12月20日 著者:時雨沢恵一

ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫)ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)こんなものツンデレではない,ただのデレだ! …さて,巻を重ねるごとにSAOたらしめる緊迫感が薄れてしまっているのは,正直なところ残念ではある。が,RPGひとシナリオやり遂げた感を得られ,それなりに満足してしまうことであるよ。次を待つ。
読了日:12月11日 著者:川原礫

新装版 ロードス島戦記 6    ロードスの聖騎士(上) (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上) (角川スニーカー文庫)感想
(★★★☆☆)騎士見習いスパークくんの苦悩。ファンタジーの王道ともいえる,世界を滅ぼさんとする大イベントの序章には,わくわく感が募る(笑)
読了日:12月7日 著者:水野良

孤独の価値 (幻冬舎新書)孤独の価値 (幻冬舎新書)感想
(★★★☆☆)ひさびさに読む森氏。孤独は自由である。安定の森氏節であった。
読了日:12月7日 著者:森博嗣

NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)感想
(★★★★☆)書き下ろし短編8編。それぞれが違う方向性のSFで読み応えあり。なかでも「ノー・パラドクス」の世界のメカニズムはとてもいい。「バベル」の苦悩にも引き込まれた。「φ」の異次元具合になぜかにやにやし,「第五の地平」は超弦理論ギャグで草不可避w。
読了日:11月12日 著者:宮部みゆき,月村了衛,藤井太洋,宮内悠介,野崎まど,酉島伝法,長谷敏司,円城塔

そういうふうにできている (新潮文庫)そういうふうにできている (新潮文庫)感想
(★★★☆☆)エッセイなんて滅多に読まないけど,是非にと薦められたので。妊娠・出産時の苦悩の日々を語る。こうした話題は“いい話”的になりそうなものだけど,飾ることなく赤裸々かつ正直に語られる。タイトルからもにじみ出るように,自己を(後から)冷静に見つめているところがとてもよい。ギャグ漫画家ならではの,でもさりげないコミカルな表現も良。こうした率直な体験記というのは貴重だと思う。
読了日:11月9日 著者:さくらももこ

地球から来た男 (角川文庫)地球から来た男 (角川文庫)感想
(★★★☆☆)短編それぞれがものすごく短いので,細切れ時間に読める。世にも奇妙な物語
読了日:10月26日 著者:星新一

土漠の花土漠の花感想
(★★★★★)熱い! 遥か異国のソマリアで救出活動の任務にあたる陸上自衛隊空挺団を現地ゲリラが襲う。息をつかせぬ猛追からの撤退戦。その展開から目が離せず,ページをめくる手が止まらない。特殊な事情を抱える自衛隊だからこその葛藤や,複雑な心情をもつ間柄でありつつも,自らの使命を成し遂げようとする自衛官の使命感・絆に心揺さぶられる。
読了日:10月19日 著者:月村了衛

新装版 ロードス島戦記 5    王たちの聖戦 (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 5 王たちの聖戦 (角川スニーカー文庫)感想
(★★★☆☆)転戦,転戦。民衆をまとめる者たる王(領主)とはどうあるべきか。さまざまな性格の,状況下の統治者たちの姿と葛藤が描かれるけれど,やっぱりマーモ勢の振れ幅がいい。
読了日:10月12日 著者:水野良

火星の人 (ハヤカワ文庫SF)火星の人 (ハヤカワ文庫SF)感想
(★★★★★)ああ,もう本当にこれは素晴らしい! 不慮の事故でたった一人火星に取り残された宇宙飛行士ワトニーのサバイバルストーリー。一歩間違えば死という過酷な環境を生き延びるため,物資と知力を駆使して四苦八苦。そのリアリティある展開に終始“目も心”も奪われる。これが科学だ! そして随所で披露されるワトニーのユーモアが秀逸。思わず噴き出してしまうけれど,そのユーモアが深刻な事態を冷静に見通す目であり,状況打破の根幹だろう。今年読んだ最高の物語。感動!
読了日:10月9日 著者:アンディ・ウィアー

新装版 ロードス島戦記 4    火竜山の魔竜(下) (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下) (角川スニーカー文庫)感想
(★★★★☆)壮絶のオルソン。そして英雄の戦い。善だの悪だのと割り切れないものがそこにはあるのだ。
読了日:9月20日 著者:水野良

ランドスケープと夏の定理 -Sogen SF Short Story Prize Edition- (創元SF短編賞受賞作)ランドスケープと夏の定理 -Sogen SF Short Story Prize Edition- (創元SF短編賞受賞作)感想
(★★★★☆)お姉さん賢いのにそんなマッドになりうるか? とか,弟くん魂壊されかけてんのに寛大に過ぎないかとか,全然キャラに好感がもてないが,「知性定理」が素晴らしすぎた。
読了日:9月7日 著者:高島雄哉

模倣犯〈5〉 (新潮文庫)模倣犯〈5〉 (新潮文庫)感想
(★★★★★)「模倣犯」。なんと衝撃的なタイトルだろう。狂気と怒り,憎しみと寛容。登場人物たちの複雑な感情や反応に終始もやもやさせられる。しかし,それが人間。
読了日:8月22日 著者:宮部みゆき

模倣犯〈4〉 (新潮文庫)模倣犯〈4〉 (新潮文庫)感想
(★★★★☆)登場人物それぞれがある種の極限状態の中で取ってしまう言動。どんなに愚かで道理にあわなくても、そうしてしまうのは必定と理解しつつも、どの人物の振る舞いにも気持ち悪さを感じてしまう。きっとこれが人間の(人間対人間の)本質的な気持ち悪さなんではなかろうか。
読了日:8月15日 著者:宮部みゆき

ソードアート・オンライン (15) アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (15) アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)まだまだつづくアリシゼーション。ラスボス後の裏ボスステージ? そんなことより,リアルワールドをどう収めるのかと。
読了日:8月11日 著者:川原礫

新装版 ロードス島戦記 3    火竜山の魔竜(上) (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 3 火竜山の魔竜(上) (角川スニーカー文庫)感想
(★★★☆☆)オルソンとシーリス! そんな人いたな。古代竜シューティングスターが鬼(竜です)。
読了日:8月3日 著者:水野良

オニキス (ハヤカワ文庫 JA シ 8-1)オニキス (ハヤカワ文庫 JA シ 8-1)感想
(★★★☆☆)短編5編。なんだか随所に漂う中二病感がたまらない(笑)。過去改変やら妄想幻想やら並行世界やら,どれも自分と他人,現実と虚構の境界が曖昧な,夢の中のようなふわふわとした感覚に浸れるのが良い。
読了日:6月28日 著者:下永聖高

都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF ク)都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF ク)感想
(★★★★☆)10億年に渡って外との接触を断ってきた都市ダイアスパー。転生によって永遠に生きる人類が住むその都市から,外界へ飛び出そうとする少年の世界を巻き込む冒険譚。ミステリー,冒険,深宇宙,あれやこれやと,指数関数的に壮大さを増していく展開に引き込まれる。この話,そんなとこまでいくのかよ!? って。
読了日:6月22日 著者:アーサー・C・クラーク

新装版 ロードス島戦記 2    炎の魔神 (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 2 炎の魔神 (角川スニーカー文庫)感想
(★★★☆☆)結局,新装版で再読しているという。ああ,この“まじめ”な文体が初読当時を思い起こさせる。2巻は砂漠の民の内戦。ナルディアの短編もよかったんだよな,たしか。
読了日:6月14日 著者:水野良

コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)「時の泉」を泳ぐ生き物と,「時の楔」に生きる人類との時空を隔てた邂逅。軽いのでするっと読めた。総理とのやりとりが謎なんだけど……。
読了日:6月11日 著者:小川一水

盤上の夜 (創元SF文庫)盤上の夜 (創元SF文庫)感想
(★★★☆☆)正気と狂気の境界というか,なんというか。もっと深く読み込めればよかったのだが,私のタイミングが合わなかった。冲方丁氏の解説がまたすごい。
読了日:6月9日 著者:宮内悠介

天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)1巻裏面。イサリの煮え切らない,もやもやが伝染してもやもや。PART2待ち。
読了日:6月8日 著者:小川一水

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)正体不明の異星体ジャムと特殊な空軍の戦い。各章が脈絡なく展開されるようでいて,一貫してクリティカルな問いをじわじわと突きつけてくる。「人類」のアイデンティティが揺るがされる展開にぐっとくる。
読了日:5月28日 著者:神林長平

オービタル・クラウドオービタル・クラウド感想
(★★★★☆)危機に立ち向かう物語だけれど,科学や技術を楽しんでる感がとてもいい。未来は明るいと信じさせてくれる。最後の大発想(?)のところは,それでいいならそれまでは何だったのかと思わなくもないけど…。
読了日:5月21日 著者:藤井太洋

Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)フィリップ・K・ディック賞特別賞受賞作品。時空を超越しまくり,伝統の箱を転がし,大量のフロイトが出現。そのたびに,じわじわきたり,くすくすきたり。理解可能と意味不明の境界ぎりぎり,ちょっと意味不明側,という感じ(笑)。良。
読了日:5月4日 著者:円城塔

臨機巧緻のディープ・ブルー (朝日ノベルズ)臨機巧緻のディープ・ブルー (朝日ノベルズ)感想
(★★★☆☆)異星で知的生命3種がごったごた(笑) 人類大人だな。
読了日:4月19日 著者:小川一水

ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)ラスボス戦。どうもいろいろクサさが目についてしまって…。で,ちょ! そのラスト!
読了日:4月15日 著者:川原礫

新装版 ロードス島戦記    灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)感想
(★★★★★)懐かしい。大幅加筆とのことで,電子版で読んでみた。どこが加筆されたのかどころか,物語を相当忘れてしまっていた…。続きも再読か,これは。
読了日:3月31日 著者:水野良

UNDERGROUND MARKET アービトレーター (Kindle 連載)UNDERGROUND MARKET アービトレーター (Kindle 連載)感想
(★★★★★)現実が追い越してしまうほど,今と地続きの世界と思わせる。Kindle連載,最終話まで次回が待ち遠しかった。そして,この続編ぜひ。
読了日:3月27日 著者:藤井太洋

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)痛くて辛くて絶望的な物語。人工知能を通して理性と感情と肉体(死)を,人間の本質を,突きつけられる。
読了日:3月22日 著者:長谷敏司

模倣犯3 (新潮文庫)模倣犯3 (新潮文庫)感想
(★★★☆☆)引き続きの犯人視点。急速に言動の稚拙感があらわれてきて,むむ。1巻のめまぐるしい展開とは変わって,亀の歩みでちょっと読み疲れた。
読了日:3月1日 著者:宮部みゆき

模倣犯2 (新潮文庫)模倣犯2 (新潮文庫)感想
(★★★★☆)外道とはこのことだ…。ああでもそういう矛盾した人間いるんだろうなって思う。そしてそんな人間を生み出してしまう環境。こわ。
読了日:2月15日 著者:宮部みゆき

模倣犯1 (新潮文庫)模倣犯1 (新潮文庫)感想
(★★★★☆)数年積んどいた。久しぶりに読む重厚なミステリー。本来の意味で煮詰まってくると,次のイベント,それが煮詰まるとまた次といった感じで進むので,ページをめくる手が止まらない。
読了日:2月14日 著者:宮部みゆき

巡幸の半女神 2 (講談社ラノベ文庫)巡幸の半女神 2 (講談社ラノベ文庫)感想
(★★★☆☆)人類と神との戦いはどこに向かうのか!? わからないまま,打ち切り。え……。
読了日:2月11日 著者:新井円侍

ゴースト≠ノイズ(リダクション)ゴースト≠ノイズ(リダクション)感想
(★★★★★)叙述がちょっとずるい気もする。けど,架と高町のルーズさと繊細さのバランスがよかった。
読了日:2月4日 著者:十市社

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)生きてる宇宙船がいいな。
読了日:1月19日 著者:山本弘

天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)場所に微妙なずれがあったけど,思っていた世界に収束していく快感。どうなる人類。
読了日:1月6日 著者:小川一水


読書メーター

2013年に読んだ小説

2013年の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:12268ページ
ナイス数:174ナイス

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)感想
(★★★★★)圧巻。過ちを犯し,繰り返すのが人類。それでも,もがいてあがいて未来を想像し創造する深紅の血。希望を乗せた夜空の輝きには,ほんとうに心を打たれる。
読了日:12月31日 著者:上田早夕里
深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)感想
(★★★★★)『華竜の宮』の続編。人類の存続を脅かす地球の「大異変」を目前にした人類の混沌を描く。やっぱりこの圧倒的なスケールの世界がすばらしい。その中の泥臭い人間性。没頭する。
読了日:12月25日 著者:上田早夕里
ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)ドRPGいいね。SAOなのだから,本当は悲壮感が欲しいところだけど。
読了日:12月15日 著者:川原礫
有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
(★★★☆☆)アニメを見ていたので,脳内映像は全部アニメだった。偽叡山電車に乗りたい。あとカエルになりたい。
読了日:12月12日 著者:森見登美彦
みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)感想
(★★★★☆)探査機に移植された人格の,長い長い心の旅。みずはもひどいが,透も……。
読了日:12月8日 著者:六冬和生
UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース (Kindle 連載)UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース (Kindle 連載)感想
(★★★★☆)Kindle連載。もう目の前すぎるほどの未来。やっぱり疾走の展開だった。
読了日:11月7日 著者:藤井太洋
銀盤カレイドスコープ vol.5 ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)銀盤カレイドスコープ vol.5 ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
(★★☆☆☆)高慢キャラばっかじゃないか!
読了日:10月28日 著者:海原零
警察庁から来た男 (ハルキ文庫)警察庁から来た男 (ハルキ文庫)感想
(★★★☆☆)前作同様,終盤のスピード感に引き込まれる。緊張感は前作の方が上か。
読了日:10月15日 著者:佐々木譲
巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫)巡幸の半女神 (講談社ラノベ文庫)感想
(★★★☆☆)好物の崩壊後世界。特に前半の絶望感がすばらしい。終盤は…。
読了日:10月11日 著者:新井円侍
笑う警官 (ハルキ文庫)笑う警官 (ハルキ文庫)感想
(★★★★☆)じわじわとしみ出してくる緊迫感や,終盤の佐伯のめまぐるしい差配に没入。
読了日:10月3日 著者:佐々木譲
銀盤カレイドスコープ vol.4 リトル・プログラム:Big sister but sister (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)銀盤カレイドスコープ vol.4 リトル・プログラム:Big sister but sister (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
(★★★☆☆)天才の妹編。そうきたか。
読了日:10月2日 著者:海原零
銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム:So shy too-too princess (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム:So shy too-too princess (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
(★★★☆☆)タズサがドイヒーだけど読み進めちゃう。
読了日:9月16日 著者:海原零
銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
(★★★★☆)デレ。
読了日:9月15日 著者:海原零
銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
(★★★★☆)ツンデレ
読了日:9月12日 著者:海原零
睦笠神社と神さまじゃない人たち (このライトノベルがすごい! 文庫)睦笠神社と神さまじゃない人たち (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
(★★★☆☆)裏側の日常。悲壮感漂う主人公が嬉しい。指数関数的な盛り上がり曲線だった。次回作も是非。
読了日:9月9日 著者:深沢仁
ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)ようやく終わりが見えてきたが…正直なところ,目を見張る展開があるというわけでもなく…しかし…まだつづくのか…。
読了日:9月5日 著者:川原礫
2 (メディアワークス文庫)2 (メディアワークス文庫)感想
(★★★★☆)言葉遊びというか、言葉のだまし絵というか、「永久機関の説明」みたいなお話。ぶっ飛んでいてつまらない話と、ぶっ飛んでいるから面白い話はどこに違いがあるんだろう。
読了日:9月2日 著者:野崎まど
know (ハヤカワ文庫JA)know (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)今年はなかなか満足度の高い小説に巡りあえていなかったが、これは来た。「知る」が突き詰められていく感がとても良い。「知る」はやっぱり素晴らしい。
読了日:8月27日 著者:野崎まど
リビジョン (ハヤカワ文庫JA)リビジョン (ハヤカワ文庫JA)感想
(★☆☆☆☆)あれもこれもが強引過ぎではなかろうか。。
読了日:8月8日 著者:法条遥
リライト (ハヤカワ文庫JA)リライト (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)『時をかける少女』のオマージュ。冒頭,細かいところの雑さを感じてしまって,むむ,と思ったけれど,中盤から後半の勢いで一気読み。
読了日:8月3日 著者:法条遥
Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)元のものよりも丁寧に描かれ,それでも疾走感が失われず。おもしろい小説は,頭の中で展開される映像がとても鮮明。
読了日:7月31日 著者:藤井太洋
機龍警察 自爆条項 (下) (ハヤカワ文庫JA)機龍警察 自爆条項 (下) (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)上下巻通して長かった。個個人としても国家・組織・共同体としても重苦しく辛い話がずっと続くので、とっても疲れた。
読了日:7月28日 著者:月村了衛
機龍警察 自爆条項 (上) (ハヤカワ文庫JA)機龍警察 自爆条項 (上) (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)世界は理不尽でできている。
読了日:6月25日 著者:月村了衛
UNDER GROUND MARKETUNDER GROUND MARKET感想
(★★☆☆☆)短編。100円。物語が始まる前に終わっちゃう感じ。この時代からGene Mapperの時代までどうつながっていくか,続編として描いてほしいな。
読了日:6月3日 著者:FujiiTaiyo
ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)アリシゼーション長い。。
読了日:6月2日 著者:川原礫
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)感想
(★★☆☆☆)マドレーヌ夫人の大冒険。ほんのり切ないお話だが,私の中では,すずちゃんの「あれ」が max 。たぶんみんなそう。
読了日:6月1日 著者:万城目学
天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)阿鼻叫喚…。慎重に慎重に石を積み上げる緊張感。そのひたすらな努力に感動する。一方で,終盤の宿怨にとらわれた振る舞いに怒りと悲しみがわき上がる。読む人の心をかき乱す展開。
読了日:5月19日 著者:小川一水
天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)まさに「宿怨」。いろんなレベルで“相容れない”ものたちは,やっぱり世界を変えてしまうのか。宇宙は不幸なのだろうか。
読了日:5月12日 著者:小川一水
機龍警察(ハヤカワ文庫JA)機龍警察(ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)冒頭から大波乱の展開。そして終始張りつめた空気が流れる物語。機甲兵装のイメージは完全にヴァンツァー。つづく!
読了日:4月30日 著者:月村了衛
青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)やっぱりファーストコンタクトいい。ファーストコンタクトは恋愛,恋愛はファーストコンタクト。なのか。
読了日:4月21日 著者:小川一水
ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)ですよね,な急展開。
読了日:3月24日 著者:川原礫
この空のまもり (ハヤカワ文庫JA)この空のまもり (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★☆☆☆)ARもの。混沌とした雰囲気。世界も表現も。もっとじっくり展開してくれたら。
読了日:3月20日 著者:芝村裕吏
Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア)Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア)感想
(★★★★☆)なかなかハードなSF。スピード感を意識して書かれたそうで,まさに疾走の展開。急になんやねん的な印象を受けるシーンもあるけど。おれもMappingされちゃおう(違)。
読了日:3月11日 著者:FujiiTaiyo
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)感想
(★★★★☆)文体が、リズムがとてもいい。アオヤマ君とてもいい。終盤でお父さんに言った一言にはらり。
読了日:3月3日 著者:森見登美彦
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★☆☆☆)心理戦につぐ心理戦…は,あまり集中して読めなかった。
読了日:2月20日 著者:冲方丁
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)感想
(★★★☆☆)栞子さんの謎,深まる。
読了日:2月19日 著者:三上延
天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)物語が集合してきた。が,まだまだ混沌。
読了日:2月12日 著者:小川一水
天冥の標?: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標?: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)ザリーカがひどいw 断章がいい。被展開体の維持機構が気になって仕方がない。
読了日:1月5日 著者:小川一水

読書メーター

2012年に読んだ小説(一部除く)

2012年の読書メーター
読んだ本の数:48冊
読んだページ数:17462ページ
ナイス:144ナイス
感想・レビュー:48件
月間平均冊数:4冊
月間平均ページ:1455ページ

詩羽のいる街 (角川文庫)詩羽のいる街 (角川文庫)感想
(★★☆☆☆) これは著者の雑多な主張を,架空の人物に述べさせたものであって,小説とはいわないような。。どうもド直球過ぎて,興がそがれてしまい,物語としてのおもしろみに欠く。──って,読んでたら,作品の中で「ページから作者の声が聞こえるとしらけるって」と,あるキャラに言わせていて噴いたw まあ,著者の主張はもっともなんだけどさ。
読了日:1月23日 著者:山本 弘
シェルブリット I ADEN ARABIE (角川文庫)シェルブリット I ADEN ARABIE (角川文庫)感想
(★★★☆☆)進化の末に宇宙船の姿となった人類種「ジーンライナー」て度肝を抜かれた。。登場人物が総じて最低w
読了日:1月29日 著者:幾原 邦彦,永野 護
シェルブリット II ABRAXAS (角川文庫)シェルブリット II ABRAXAS (角川文庫)感想
(★★☆☆☆)超詳細な設定があるけど,それが本編に生かされてるわけではないな。続きがあるのだろうか? 単行本として出たのは12年も前のようだけど。
読了日:1月29日 著者:幾原 邦彦,永野 護
時間のおとしもの (メディアワークス文庫)時間のおとしもの (メディアワークス文庫)感想
(★★★☆☆)短編集。表題作せつねー。最初の1編はともかく,総じて終わりの意味がよくわかりかねるが,まあ深くは考えない。
読了日:2月7日 著者:入間 人間
Mystery Seller (新潮文庫)Mystery Seller (新潮文庫)感想
(★★☆☆☆)ミステリー短編アンソロジー。『柘榴』がじわじわ怖かった。
読了日:2月15日 著者:
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)感想
(★★★★★)日本地球惑星科学連合2017年大会から始まるSF大作。すごいなー。よくこんな物語書けるなー。組織と人の本性・駆け引きもさることながら、不自然ともいえるハイテクとローテクの混在に説得力を持たせる背景とか、あぁ。アシスタント知性体ほしい。
読了日:3月2日 著者:上田 早夕里
リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)『華竜の宮』を読んでからの方が楽しめる。SFだが,実際に進行していることなんじゃないかと錯覚させるリアリティがある。いや,これは今まさに進行していることだろう。というわけで,アシスタント知性体ほしい…。
読了日:3月11日 著者:上田 早夕里
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)感想
(★★★☆☆)『鴨川ホルモー』と似てるといえば似てるし,似ていないといえば似ていない作風。
読了日:3月31日 著者:万城目 学
武士道シックスティーン (文春文庫)武士道シックスティーン (文春文庫)感想
(★★★★★)久々にページをめくる手が止まらなくなった。終盤なんか,鼻がツーンとこざるを得ない。この微妙で複雑な心情の物語はどうやって生み出すのだろうか。
読了日:4月5日 著者:誉田 哲也
武士道セブンティーン (文春文庫)武士道セブンティーン (文春文庫)感想
(★★★★★)シックスティーンほど鼻ツンではなかったが、胸キュンたった。恋愛小説とかじゃないのに。
読了日:4月9日 著者:誉田 哲也
武士道エイティーン (文春文庫)武士道エイティーン (文春文庫)感想
(★★★★★)シリーズ3巻揃ってページターナーだった。幾人かのサイドストーリーが沁みる。
読了日:4月17日 著者:誉田 哲也
のぼうの城 上 (小学館文庫)のぼうの城 上 (小学館文庫)感想
(★★★☆☆)序盤どうもなかなか読み進められず。後半での決定的一台詞でおおっ?となったので下巻に期待。
読了日:4月28日 著者:和田 竜
のぼうの城 下 (小学館文庫)のぼうの城 下 (小学館文庫)感想
(★★★☆☆)戦の描写が爽快。のぼう様の魅力もさることながら、三成の生き様がなかなかいい。
読了日:5月1日 著者:和田 竜
火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)感想
(★★★★☆)何となく古風な印象を受ける冒頭。そして衝撃の事件が発生してからは,ぐいぐいと引き込まれた。パラテラフォーミングされたマリネリス峡谷には,行ってみたいが住みたくはないかな。
読了日:5月5日 著者:上田 早夕里
南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)そんな都合のいい展開があるかーい!と本をぶん投げるその顔はニヤニヤ,な小説。特に前半は本当にそんな風に世の中が進みそうな,というかほとんどそうなってんじゃね?と思わせる。文明の非線形領域とはそういうものだろう。
読了日:5月6日 著者:野尻 抱介
太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)感想
(★★★★★)痺れた。本当にその状況に居合わせているかのような緊張感と不安感と期待感。衝撃的なイベントの連続。その度に胸を突き抜ける高揚感がたまらなかった。そして少し泣けた。白石亜紀と一緒に。
読了日:5月10日 著者:野尻 抱介
魚舟・獣舟 (光文社文庫)魚舟・獣舟 (光文社文庫)感想
(★★★☆☆)鬱れるね。『くさびらの道』のグロテスクさにどんより。『火星ダーク・バラード』の前日譚『小鳥の墓』の村上春樹的な雰囲気,からのどす黒さにどんより。えぐってくる。
読了日:5月27日 著者:上田 早夕里
沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)野尻さんの小説は最後に必ずめちゃでっかい夢を置いていく。始まってわくわく、終わってわくわくで爽快。ファーストコンタクトまだかなぁ。
読了日:6月4日 著者:野尻 抱介
星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)感想
(★★★★★)なんと想像力(創造力)豊かにつくられた物語だろう。そして綿密に組み立てられた物語でもある。35年前の作品だが,少しも古くささを感じさせない。続編読もう。
読了日:6月24日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (文庫ダ・ヴィンチ)トーマの心臓 Lost heart for Thoma (文庫ダ・ヴィンチ)感想
(★★★☆☆)全体の雰囲気は、どちらかと言えば森博嗣な状態であると評価できる。ところで、なぜ「トーマの心臓」なんだろう。
読了日:6月28日 著者:森 博嗣
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)感想
(★★★☆☆)メディアワークス文庫はするする読める。古本にたまについているパラフィン紙ってなんかいい。絶版専門書とか買うとついてたなぁ。
読了日:6月30日 著者:三上 延
長い腕 (角川文庫)長い腕 (角川文庫)感想
(★★★☆☆)終始もやもやとした落ち着かない雰囲気が漂う。長い腕?
読了日:7月11日 著者:川崎 草志
宇宙と惑星と 機動戦士ガンダムUC(8) (角川文庫)宇宙と惑星と 機動戦士ガンダムUC(8) (角川文庫)感想
(★★★★☆)緊張感が終始続く巻だった。それぞれの立場の内面を掘り下げるような中盤は,ちょっとだけしんどいか。
読了日:7月28日 著者:福井 晴敏
虹の彼方に(上) 機動戦士ガンダムUC(9) (角川文庫)虹の彼方に(上) 機動戦士ガンダムUC(9) (角川文庫)感想
(★★★☆☆)早い話がどろんどろん…。まあガンダムだからね。マリーダさぁーん!!
読了日:8月12日 著者:福井 晴敏
僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)テンポよく、タイミングよく、おぅ? となるイベントが放り込まれるので、なかなかページをめくる手を止められなくなる。あと故郷の某町の名前が出てきて驚く。
読了日:8月14日 著者:小路 幸也
ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)やっぱり、そんな都合のいい展開があるかい!w って感じだけど、うきうきな気分で読んじゃう、引き込まれちゃう。で、霧子w
読了日:8月19日 著者:野尻 抱介
銀河不動産の超越銀河不動産の超越感想
(★★☆☆☆)そう、すべては成り行きなのだ。
読了日:8月24日 著者:森 博嗣
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)感想
(★★★★★)アニメから入ってハマってしまった。仮想世界の中のファンタジーという設定,ベタだけど引き寄せられちゃう。展開も“べったべた”なライトノベル。それがよい。
読了日:8月30日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)感想
(★★★★☆)泣いてまうやろ…。
読了日:9月1日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)どんどんユルくなっていくな…。SAOの緊迫感がほしいな。
読了日:9月2日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)そういう関係は生理的に受け付けないとか、あまりにクズ過ぎるとか、チートにも程があるとかいろいろ。SAO の悲壮感が欲しい。
読了日:9月5日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)状況をがらりとかえるという思い切りがすばらしい。ダークサイドも少しだけ戻ってきていい感じ。
読了日:9月9日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)現実と仮想とトラウマと。リンク・スタート。
読了日:9月15日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)だから,泣いてまうやろ,ってば。ベタ耐性低下中。
読了日:9月17日 著者:川原 礫
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)感想
(★★★★☆)『星を継ぐもの』の続編。怒濤のラスト22ページがすごい。そしてエピローグ4ページ,胸が熱い。
読了日:9月19日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)感想
(★★★☆☆)やっぱりSAOはいい。絶望感,悲壮感がなんともいえない。「はじまりの日」は特に。現実(仮想)の逃避と無意識の執念,そしてその中の絶望。
読了日:9月25日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)また新しい世界を作ってきた。世界をあっさりと捨てていくというのはなかなか素晴らしい。ただ,緊迫SAOは継続してやってほしいところ。
読了日:10月1日 著者:川原 礫
ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)感想
(★★☆☆☆)ロジャー・ペンローズな前半。後半は,なだらかな長い坂をずっと上ってる感じ。
読了日:10月14日 著者:川原 礫
風の邦、星の渚 上―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)風の邦、星の渚 上―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)感想
(★★★☆☆)弟の開眼っぷりがいい。
読了日:10月30日 著者:小川 一水
風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)感想
(★★★☆☆)チートでシムシティ(違)。やっぱり開眼した弟の物語だ。
読了日:11月4日 著者:小川 一水
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)初、電子書籍で読了小説。なんちゅうドス黒、なんちゅう絶望。そしてこのあと希望はどこへいくのか。
読了日:11月24日 著者:冲方 丁
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)高度化したあと訳あって少し衰退+失われた技術な設定は大好物。いろいろてんこ盛りで下巻はどうなっちゃうのか。
読了日:11月26日 著者:小川 一水
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★☆)「ちょ、おいィ!?」言いました。壮絶な展開に加えてまだまだバラ巻きまくり。次だ!次! ユレイーン!
読了日:12月4日 著者:小川 一水
天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★★★)I上下から一転して、涙の物語。前巻でこれは…と思ったことが補強されたた。真相やいかに。さあ、次。
読了日:12月9日 著者:小川 一水
天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)感想
(★★★☆☆)のろのろで一瞬な宇宙戦! それにしても,救世群…。
読了日:12月16日 著者:小川 一水
ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)感想
(★★★★☆)帰ってきたSAO。でもまだまだライト。
読了日:12月24日 著者:川原 礫
中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?感想
(★★★★☆)やっぱり素直がいちばん。
読了日:12月29日 著者:NHK_PR1号
天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)感想
(★★★☆☆)なんという官能小説。二つの種族のアイデンティティ,「不宥順」と「混爾」の追究のくだりに,ふむ。
読了日:12月31日 著者:小川 一水

2012年に読んだ本まとめ
読書メーター

Macで,何にも考えずにDVDをiPod Touch(iPhone)へ送る方法

準備

  1. Fairmountをインストール。http://www.metakine.com/products/fairmount/
  2. VLC media player version 1.x.x 32bit版をインストール。VLC media player - Browse /1.1.9/macosx at SourceForge.net *1
  3. HandBreakをインストール。http://handbrake.fr/downloads.php

実行

  1. Fairmountを起動してDVDを挿入。
  2. HandBreakを起動して,マウントしたDVDを開く。(参考:HandbrakeでiPhone4やAndroid向けに動画変換する時、解像度はどれ位が良いの? - ぼくんちのTV 別館
  3. プリセットから「iPhone & iPod Touch」をクリック。
  4. 変換!
  5. iTunesに入れて同期。

*1:2.0以降では動かなかった。以前インストールしたやつをタイムマシンで呼び戻したので,新規インストールの場合は試していない。

『ハッピーフライト』 (★★☆☆☆)

綾瀬はるか演じるCAが,愚かすぎて,失敗して叱られようと,当然だろ!となって,同情はできないw
後半のみんながおのおのの立場でがんばってる感は,いいと思うけど,けど,まあ,うん。





『おくりびと』 (★★★☆☆)

いまどきそんな偏見あんのかよ!って思ってしまうが,あるところにはあるんだろうなぁ。
人の死を題材にしているがゆえに,シュールでおもしろい。





『詩羽のいる街』 山本弘 著 (★★☆☆☆)

これは著者の雑多な主張を,架空の人物に述べさせたものであって,小説とはいわないような。。
どうもド直球過ぎて,興がそがれてしまい,物語としてのおもしろみに欠く。
──って,読んでたら,作品の中で「ページから作者の声が聞こえるとしらけるって」と,あるキャラに言わせていて噴いたw
まあ,著者の主張はもっともなんだけどさ。