仕事?

テレビで本のレビュー番組をやっていた(BGM状態でみてなかったけど)。
こういった番組では当然、あの場面がどうだとかここの表現がなんだとか、この作家の作風がどうだとかということを幾人かでしゃべり、議論(?)するわけだがそういう人達に対して私は全くと言っていいほど敬意の念を感じない。それどころか、ある種軽蔑的な目で見ている気もする。何故だろう。
作品の感想を言い合うことを軽蔑しているのではない。それは私もするしそれなりに楽しい。ある作品に対して主観を好き勝手に話しているだけで、だからどうだということもないことでお金をもらっているというのが気に入らないのかもしれない。しかし、それを聞きたいと思う人はいるのだろうし、聞いておもしろいとか役に立ったとかいう人もいそうなので、それが仕事になってもおかしくはないという気もする。「だからどうだということもない」ことなら数学とか科学だってそういう面があるがそちらには逆に畏敬の念を生じる。どこが違うのだろう(全然違うんだけど)。
私と似た感覚を持っている人ー?