山登り

山に登った。
樽前山支笏湖のほとりにある活火山である。今日は天気がとてもよく風もそよぎ、暑すぎず寒すぎず、絶好のコンディションだった。
朝6時過ぎに家を出発し8時頃に登山口に到着。そこから火口目指して登り、更に火口の外縁部をぐるりと一周した。このところ運動など丸っきりしていなかったので、最初は少しきついと感じたが、マラソンと同じでしばらく歩くと足取りも軽くなった。
火口の真ん中にはどでかく真っ黒な溶岩ドームがそのごつごつとした異様な姿を晒していた。外縁の外側は急だがするりと行けそうな滑らかな斜面。その下にはふかふかで気持ち良さそうな緑の絨毯が広がっていた。
12時過ぎに下山し、帰路につく。途中温泉に寄ってふとももの張りを癒した。
とても疲れた。しかし、いつもとは違う疲れだ。コンピュータのディスプレイと睨めっこをした後の疲れは目と頭が鈍く痛み重苦しい。不快で不健康だと感じる。だが、今日のこの身体を動かした疲れは心地良い。健康的だ。やっぱり、精神と肉体のバランスが取れた活動をすべきなのだろう。