『デスノート [前編]』 金子修介 監督 (★★★★☆)

某有名映画批評サイトでは酷評されていたが私は素直に楽しめた。
確かに原作のような緻密さが完全に再現されているわけではないが、2時間に収めるということを考えれば結構よくまとめられていると感じた。原作で感じるのと同様に最初から最後まで緊張感が続き、中だるみすることなく見られた。リュークも登場した直後こそ多少違和感があるが(CGなので)、すぐに慣れる。
私は藤原竜也の演技は結構好きで、特に壊れた人格を演じると最高だと思う。古畑任三郎の最後の作品でやった役なんか絶賛である。
上述の某サイトでも言われているように原作を知っている方がより楽しめると思う。後編が楽しみである。